ニッタン株式会社

火災報知機設置の義務化によって、火災報知機を取り扱っている会社は大きな注目を集めることになります。
そのような環境にあって、これまで火災報知設備の開発、生産業務の第一人者として業界をリードしてきたニッタン株式会社には、特に大きな期待が寄せられています。

ニッタン株式会社は、1954年に創立して以降、英国に支社を設立したり、東京証券取引所市場第二部に上場するなど、順調に発展してきました。現在では火災報知設備を扱う会社の中でも特に有名な企業として、その社名は日本各地で知られています。
火災報知機設置の義務化に伴ない、会社の知名度は更に増すであろうことが予想されます。

ニッタンの商品群は非常に豊富であり、煙と湯気を識別し、湯気では一切作動しない2波長光電式感知「2KW-P」や赤外線式炎検知器「2RA-PF」などが代表的な製品となっています。

ニッタンの商品ラインの中でも、住宅用の火災報知機に関しては特に積極的な開発が為されています。
現在販売されているのは、AC100Vで電気を供給するタイプの「けむタンちゃんAC（親）」、その子機となる「ねつタンちゃんAC（子）」、それに電池の寿命によって2年、7年、10年の三つの種類で展開する「けむタンちゃん」と「ねつタンちゃん」等があります。
それぞれ「けむタンちゃん」は煙を感知し、「ねつタンちゃん」は熱を感知するタイプとなります。

これらは通信販売でも購入が可能であり、お値段も、5000円〜9000円と非常にリーズナブルな価格帯になっています。

火災報知機設置の義務化が決定したことにより、ニッタン株式会社も今以上に火災警報装置の分野に対して集中化していくことになるでしょう。