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松下電工株式会社

松下電工株式会社は、日本国中知らない人はいないくらい有名な電気機器メーカーですよね。
松下グループの様々な器具を取り扱う総合メーカーで、現在のところ2つのブランドで展開しています。国内向け一般の商品は「National(ナショナル)」、国内向けのデバイス及び制御機器、また海外向けの全商品は「Panasonic(パナソニック)」というブランド名により販売しています。
なお、2008年10月以降はNationalを廃止し、Panasonicへのブランド統一化の予定となっています。

火災報知機の設置が義務化されることになり、松下電工もまた住宅用火災警報器の開発に新たに着手することになりました。
火災報知機設置の義務化が、いかに色々な企業の方針を動かしたかが分かりますよね。

松下電工の住宅用火災警報器は「けむり当番」「ねつ当番」という非常にわかり易いネーミングになっています。
けむり当番は煙式の火災報知機であり、ねつ当番は熱式の火災報知機ということになります。

さすがに松下だけあって、その商品の種類は非常に豊富になっています。
けむり当番だけでも、電池タイプ(寿命10年)、AC100Vタイプがデザイン別に3種類と、計4種類あります。
商品も少しずつコンパクト化してきており、今後更なる省スペース型の発展が期待できます。

また、松下電工では火災警報機能搭載蛍光灯「けむり当番のあかり」という商品も販売しています。
「けむり当番のあかり」は、火災報知機と蛍光灯が一体になった商品であり、警報と照明という機能性を保ちながら美観を一切損なわず、今後その需要を大きく伸ばすであろうと期待されています。
通常の照明として使用出来る上に、光(点滅)と音で警報を知らせてくれるので、耳の不自由な方にとっても非常に価値のある商品と言えるでしょう。
もちろん、警報機は電池式なので電気を消した状態でも作動しています。

火災報知機設置の義務化に伴ない、このようなアイディア商品が次々と開発されています。
今後、松下電工には更なる有効な警報機の開発を期待したいところですね。
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