煙を感知する火災報知機とは?

火災報知器の設置が義務化されることにより、火災報知機が一般の家庭にも設置されるようになります。
義務化されるということは、一般家庭に火災報知機を強制的にでも購入させるということを意味しています。
それだけのことをする以上、いきおい火災報知器の品質については今後その分だけシビアな目で見られることになるでしょう。

火災報知機の中でも特に注目されているのは、煙を感知するタイプの報知器だと言われています。

というのも、このタイプの火災報知機は、寝室などの設置状況に向いているとされるからです。設置場所として寝室への取り付けは義務化されているので、ほとんどの家庭に煙感知型の報知器が設置されることになるわけです。

煙を感知するタイプの火災報知機には、大別すると主に3タイプがあります。

ひとつ目のタイプは、光電式スポット型感知機です。
光電式スポット型感知機は、感知機の中に煙が入ると警報が鳴るタイプの報知機です。
煙を感知する火災報知器の中では、最もポピュラーなタイプになります。

二つ目のタイプは、光電式分離型感知機です。
光電式分離型感知器は、送光部と受光部の二つがあり、送光部から発信される不可視の光(目に視えない光線)を受光部が受けるという仕組みで、この光が煙によって遮られた時に反応して警報が鳴ります。イメージ的には赤外線センサーに近いタイプですね。

そして三つ目のタイプは、イオン化式スポット型感知機です。
アメリシウム241という放射性物質を用いているタイプのもので、空気の電離状態の変化を解析することにより煙を感知し、反応後、警報を鳴らします。
イオン化式スポット型感知機は非常に高性能ですが、放射性同位元素装備機器に該当するため、破棄する際には、それに応じた手続きが必要となります。
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