住宅用火災警報器の電源の選び方
火災報知機の設置が義務化されたことにより、一般住宅用の火災警報システムがピックアップされるようになってきました。
火災警報システムには、「自動火災報知設備」による警戒と「住宅用火災警報器」による警戒がありますが、一般家庭が設置する警報器は後者の住宅用火災警報器の方です。
よって、火災報知器が義務化された今日、住宅用火災警報器がどのような仕組みになっているのかを知りたいという人がかなり増えてきているようです。
住宅用火災警報器は、一般家庭にふさわしい火災報知器です。
住宅用火災警報器は、雑居ビルなどに設置する自動火災報知設備とは異なり、一つの個体で感知と警報音の鳴動を行うタイプの警報器です。だから煩わしい配線などは一切必要なく、簡単に取り付け可能になっています。
住宅用火災警報器の電源は、家庭用電源のAC100Vになっています。家庭用の電源コードを引いて使用するタイプの物と、乾電池を使って起動する物とがあります。
前者の電源コードを引いて使用するタイプは、配線工事が必要なため、新築向きの警報器と言えるでしょう。
一方後者の乾電池を使用するタイプは、さらに電池交換が可能なタイプと電池交換が不可能なタイプに分かれます。電池交換可能なタイプは電池が消耗したら、電池を交換すればよいわけですが、不可能なタイプは報知機そのものが使い捨てということになります。とはいえ、後者でも10年くらいは持つので、家電商品の寿命と比較しても大差はありません。だから配線が不要であることを考慮すると、既存の住宅家屋にはこちらが向いているかもしれません。
火災報知機設置の義務化に伴い、各家庭において火災報知機を購入することになるでしょう。よって、火災報知器に関して色々知識を吸収しておくことは、非常に大事なことなのです。
どの電源のタイプが適切であるのか、予め検討しておきましょう。
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