葬儀後に整理すること

葬儀後の諸々の整理事項についてご説明したいと思います。

葬儀を終えたら、お世話になった近隣の方や町内の方、世話役の方々などに、喪主が直接出向いてお礼を述べるようにします。葬儀の翌日から、遅くとも初七日までには挨拶回りをすませましょう。

その挨拶を契機として、世話役代表や会計係から事務を引き継ぎます。会葬者芳名帳、香典帳、供物供花の控え帳、弔電、弔事、会計書類などの受領するものがあります。弔電、供花供物をいただいた方に対しては、早々にお礼状を出さなければいけません。また葬儀の連絡をしなかった方々に対しては、死亡通知を出します。

次にいただいたお香典の整理をします。まずお香典帳を金額別に整理します。香典帳の整理は葬儀後の大きな仕事の一つになります。葬儀当日に受付係が確認だけはしているでしょうが、お香典帳と金額が合わなかったり、住所の未記入・文字が読みにくいなど、確認に時間と手間がかかる場合もあります。これらは「香典返し」や「喪中ハガキ」のデータになるものだから間違いのない作業が必要でしょう。近年では葬儀社やデパート等、さまざまな代行サービスがあり、それらを利用することもできます。

葬儀後にかかりそうな出費も把握しておく必要があります。仏式の場合、仏壇、位牌、忌明け法要などの出費が伴います。位牌は忌明け法要まで、仏壇は出来れば法要までに準備します。

忌明け法要の日時は葬儀が終わったらすぐに決定し、参列者の把握をしなければいけません。案内状を出状する場合には、その準備、会食の場所などの費用を考慮する必要があります。

葬儀後には、また故人に関する事務手続が必要です。死亡届、生命保険、加入していた年金など手続関係は数多くあります。いずれも必要書類を求められることが多いので、あらかじめ提出先に確認の上、早めの手続きをした方がよいでしょう。
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