里芋の含め煮
《ほんの少しのひと手間でこんなに美味しい里芋の含め煮》
おふくろの味、里芋の煮物は、ちょっと難しそうな印象がありますが、これも電子レンジなら簡単に出来上がります。里芋はつい手がかゆくなることから敬遠しがちになりますね。でもそんな里芋の皮むきも加熱することで防げます。加熱した後、煮汁にしばらくつけておくことでじんわりと味がしみこみ、よりいっそう美味しく仕上がります。
★ポイント
通常でしたら、煮物は水分が飛ばないようにラップをかけて電子レンジにかけますが、里芋の場合は例外です。ふきこぼれやすいのでラップなしで加熱しましょう。加熱むらを防ぐために、途中で上下を引っくり返し、内側と外側の位置も入れ替えるようにします。これは、電子レンジの性質上、熱の加わり方が下から上へ、また外側から内側へと伝わっていくためです。途中で位置を入れ替えることによって、加熱むらを防ぎます。ちょっとしたひと手間を加えることで、より美味しく仕上がります。
里芋の含め煮
◆材料(2人分)
・里芋・・・150g
〈調味料A〉
・熱湯・・・1/4カップ
・しょうゆ・・・小さじ1
・砂糖・・・大さじ1
・柚子の皮・・・少々
・顆粒だし・・・少々
・塩・・・少々
◆つくり方
1.里芋はよく水洗いした上で、濡れたままラップをして電子レンジで約1分加熱します。その後、まだ熱いうちに皮をむきます。
★ここでのコツ!
里芋は加熱すると手がかゆくなりません。
2.里芋がちょうど入るくらいの電子レンジ容器に〈調味料A〉を加え、ラップなしで約3分間加熱します。
★ここでのコツ!
里芋はふきこぼれやすいので、煮物の例外としてラップをしないでレンジに入れましょう。
3.里芋の上下を引っくり返し、また外側と内側の位置も入れ替えてから、さらにラップなしで約1分〜2分加熱します。そのまま熱を冷まし、味を含ませます。
★ここでのコツ!
上下を引っくり返し、位置を入れ替えることで加熱むらを無くします。
4.器に盛り、柚子の皮の千切りを散らしたら出来上がりです。
★注意:電子レンジは、W(ワット)数(出力数)によって加熱時間が違ってきます。ここでご紹介したレシピでは、出力500Wの電子レンジを使用した場合の加熱時間を表示しています。ご自宅の電子レンジが400Wの場合は500Wの約1.2倍、600Wの場合は500Wの約0.8倍というように時間の調整をお願いします。
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