時と場合に応じたバラの選び方

お花をプレゼントする時といえば、バラを思い浮かべる人が多いようです。
お花屋さんでバラを選ぶ時など、色や大きさ、形などが様々で、目移りもするし、どれを選んだらよいか迷ってしまいます。何となく、相手や自分の好みにぴったり合うものを選ぶ、というのが多くの場合のパターンではないでしょうか。
それでも良いには良いのですが、お花は時と場合に応じたものを選ぶことが大切なマナーです。そんな時の、バラの花を贈るTPOについて考えてみましょう。

病気やケガなどをしている時に綺麗なバラをもらえば、それだけで心が癒されることだろうと思います。お見舞いの品としてバラをプレゼントする際には、いかにも元気が出そうなイメージの黄色やオレンジ色など、明るい色を選ぶのがおすすめです。

ミニバラなどの鉢植えも可愛いくていいのですが、鉢植えの花はお見舞いには不向きなものとされています。根があることから、根がつく「寝付く」ということを連想させてしまうからですね。だから病気のお見舞いなどには、花束やアレンジメントを贈るようにしましょう。また、本数で言えば「４本」「９本」など、不吉な数字の数字にならないようにすることも覚えておいてくださいね。

出産祝いとしてのプレゼントには、濃い色よりも、淡い、やさしい色が好まれます。
出産後は、赤ちゃんのお世話でお母さんは忙しくなりますので、お水の入れ替えの必要のない、アレンジメントや鉢植えの方が喜ばれるかもしれませんね。

新築祝いとしてなら、強い色のバラは避けた方がよいでしょう。
ま新しい家具やお家の雰囲気にそぐわない場合があります。
こんな時の花の色は、どの場所にでも合いそうな、白やピンクのバラが良いでしょう。花束でお贈りする時には、素敵な花瓶も一緒にプレゼントすると喜ばれますよ。その場ですぐに飾ることができるから、贈られた方の手を煩わさずにすみます。

お友達の女性の結婚祝いとしてなら、青色系のバラにしましょう。
「サムシングブルー」の言葉のイメージに沿いながら、お友達の幸せを願い心のこもったプレゼントになることでしょう。

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