花屋さんの「おすすめ品」

バラをプレゼントしようとお花屋さんに出かけると、目立つところに「今日のおすすめ」などとディスプレイされてるお花に出会うことがあります。
札に大きく書かれて、店頭でボリューム豊かに売られている花を見かけたら、すこし気になってしまいます。
買おうと思っていたバラの花が、10本1000円程度のバーゲンプライスで売られていることもあります。
通常、バラは安くても１本250円程度ですね。
ですが、安いなら！と思って衝動買いしたくなる気持ちを敢えて押さえ、「安物は古い花で良くない」との思いが頭に浮かび、つい高い方を買ったりしていませんか？

プレゼント用として考えれば、確かに安さだけではなく、質にもこだわりたいところです。
でも、実際のところ、今日のおすすめのお花は、決して質の悪いお花ではないのです。

その日のお花が安いということは、その日にたくさん採ることができたということ、そしてそれを安く入荷できたということなのです。たくさん採れたということは、質が悪いのではなく、逆に旬のお花であるということになります。
野菜売り場の「おつとめ品」とは違って、お花の場合は、新鮮で、質の良い商品ということなのです。

そのようなお花は、たいていの場合、お店の一番目立つ場所においてあるわけですね。
お店が自信を持って販売している証拠です。
もっともお花屋さんの中には、本当に古い花をそんな方法で売るような悪質なお店もありますが・・・。
たいていのお花屋さんでは、まとめて安く販売されているお花は、丈夫で長持ちする花ばかりですよ。
プレゼント用として贈るつもりならば、お店の人に頼んだら可愛らしくラッピングしてくれるでしょう。特別な日でなくとも、お家への手土産として、利用するのも良いですよね。
信頼できるお店かどうかがひとつポイントにはなりますが、このようなお得なお花をどんどん活用するのがかしこい選択ですね。

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