病院で働く「看護助手」

病院で患者さんの役に立つお仕事をしたいけれど、看護師としての資格はないし無理だよね・・・と思っている人は、「看護助手」を考えてみてはどうでしょう。

看護助手は、看護師のアシスタント業務を受け持つ人です。細やかな心配りを必要とする看護助手は、多くの女性が活躍している職業です。

最近では、多くの病院において看護師不足が問題視されています。
医療行為や看護業務については、行なうことが出来ませんが、患者さんのお世話をし、看護師のサポートをする看護助手は、病院において重要な役目を担っているのです。

仕事の内容は、主に、患者さんの食事の介助、入浴の手助け、それに排泄の介助など身の回りのお世話全般にわたることです。また、患者さんを診察室や検査室へ案内したり、体重測定や検査の準備業務を行なったりする場合もあります。
小さな病院では、受付業務や院内の清掃などを行う場合もありますし、看護助手の仕事は病院によって様々と言えるようです。

気になるお給料ですが、一般的な相場では、時給では1000円前後、月給では17万円〜20万円が多い模様です。
病院によっては、夜勤業務が伴なうところもあり、その場合は夜勤手当がプラスされることになります。

看護助手になるには、どうしたらよいのでしょうか？

看護助手は、資格がなくても出来る職務ですが、場面によって、専門的な知識も必要とされるお仕事です。
看護助手になる前に、事前に資格を取得しておいた方が、実際の仕事の現場でスムーズに対応できることでしょう。
資格には、各団体が実施している色々な種類のものがあります。
そのスクールの講座を受講すれば修了証書を受け取れるところや、検定試験を受けて、合格すれば資格取得となるところなど、様々です。
資格を取得するためには、年齢などの制限は特になく、受講機関は１ヶ月〜４ヶ月程度の期間が必要です。
受講料は、これも各スクールで違いがありますが、平均すると５万円程度です。

患者さんのために働く、仕事にやりがいを感じることの出来る看護助手は、やる気があれば誰でもできるお仕事です。
興味があり、また誰かの役に立ちたいという気持のある方は、是非チャレンジしてみましょう。