保育士になるには

小さい頃、保母さんになりたい、と思っていた人はきっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
最近では性別に関係なく「保育士」という職名で呼ばれていますが、保育士は、やはり女性に人気のある職業に変わりありません。

保育士は、０歳から小学校に入学するまでの幼児に対して教育をするお仕事です。
子供達の成長を目の当たりにしながら、毎日新鮮な感動や喜びを味わうことの出来る、とてもやりがいのあるお仕事です。

保育士になるためには、まずは資格を取得する必要があります。
保育士の資格取得のためには、厚生労働省が認定している養成学校に入学し、卒業することで資格を取得するのが一般的な方法です。それ以外では国家試験に合格して取得する方法もあります。社会人の人でも、働きながら勉強をし、保育士の資格を取得することも可能ですよ。



そして保育士の資格を取得した後は、さらに公立の保育所で勤務するための試験「保育士採用試験」に合格する必要があります。そうして初めて保育士として働くことができます。

女性の社会進出がめざましい現代では、保育園という職場に限らず、様々な場所で保育士の力が求められています。

民間の託児所でも保育士が求められていますし、企業や病院などが社員のために独自に設けた保育所などでも常に保育士の需要が高い模様です。共働き夫婦にとっては、託児所、保育所は大切な場所です。そのような託児所や保育所では、勤務時間に合わせた延長や夜間保育など色々なニーズに対応する必要があり、資格のある保育士の存在はとても大きなものになっているわけです。

歯医者や美容院、またデパートやイベント会場など、小さな子供がいるとどうしても支障がある場所でも託児施設は重宝されています。ここでも保育士の存在は重要であり、人手不足となっている現実があります。

この他にも、個人宅でのベビーシッターや、児童福祉施設など、保育士は、いたるところで要請されているのです。
まさに、就職率100％の職業であるといえるでしょう。