歯科助手になるには（１）
女性に多い職業と聞くと、「歯科助手」という仕事を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。歯科助手とは、文字通り歯医者さんのお手伝いをする人ですね。
歯の治療が苦手な人は非常に多いかと思いますが、歯科助手さんの優しい笑顔は気持ちをリラックスさせてくれるものです。
歯科助手になるためには、特別な資格は必要ありません。
歯科助手に若い人が多いのも、こうした理由からなのです。
ですが、試験が必要ないからといって、すぐに歯科助手として仕事ができるかどうかは別問題です。すぐに歯科治療の現場で仕事をするのは難しいでしょう。実際の職場では聞いたこともない専門用語が飛び交います。働きながら、同時に歯科のことを学んでいくには、相当の努力が必要になります。実際、歯科助手としての仕事をスタートしても、半年もたたないうちに辞めてしまう人はとても多いようです。
職場でスムーズに仕事を覚えこむためには、就職する前に自分である程度の勉強をしておいた方がよいでしょう。あらかじめ予備知識を蓄えておけば、実際の現場に立って、慌てずに済む場面が多くなるはずです。
自分で学ぶ方法には、専門学校で学ぶ方法、通信教育で学ぶ方法があります。また本やインターネットなどを活用して、専門用語だけでも覚えておく方法があります。
自己流の勉強では、やはり最初は辛いかもしれません。
費用は発生しますが、専門学校や通信教育できちんとした知識として学んでおいた方が、現場での仕事が吸収しやすくなります。
歯科助手のお給料は、地域によってバラツキがありますが、平均するとパートの場合で、時給1000円前後、社員になると月給では約17、18万円〜のようです。
一般的な事務職と比較すると、少し高めかもしれません。
仕事内容は何かと大変ではありますが、スキルアップに努めていけば、時給やお給料は必ずアップしていきます。頑張ってみましょう。
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