バラジャムの作り方：その２

バラは眺めて楽しむばかりではなく、食材として摂りいれても健康によい色々な効果があると言われています。

ですがそのまま食べようとすると、すこし無理があることでしょう。一度にたくさんの量のバラを食べることは難しいですよね。美味しくたくさんのバラを食べるためには、バラをジャムに変えておいしく味わってみましょう。

バラのジャムなんて、少しばかり意外に思う方も多いのではないでしょうか。
バラジャムは市販されているものもありますが、どうせなら自分で作ってみる方が楽しさも加わります。

ジャムに使うバラは、できるだけ新鮮なものをお選びください。
朝、起きた時にバラの花卉を摘み取っておきます。開ききったものでも良いのですが、出来るならば、開ききる前のものを選んでください。その方が香りを良く楽しむことができます。
バラの花びら（150ｇ程度）をさっと水洗いします。よく水気をきったら、その後レモン汁をかけて強目にもんでいきます。バラ色の汁が出てきますが、後で使いますので残しておいてくださいね。
花びらを絞ったら適当なお鍋に入れます。そしてお水１カップとお砂糖100ｇ程度を入れて煮込みます。
強火ではなく、中火〜弱火で20分ほど時間をかけ、ゆっくり煮込んでいきます。
火から下ろして、しばらく冷ましたら、先ほどの絞り汁を入れます。絞り汁を入れた状態で１時間ほど寝かせておきます。
その後、もう一度火にかけて煮込みます。これでバラジャムの出来上がりとなります。

バラジャムは、そのまま食べてもおいしくいただけますし、紅茶やサイダーに入れて飲んでもおいしいですよ。
バラだけでは何となくさみしいな、と感じたら、そんな時はリンゴジャムを使ってみましょう。
市販されているリンゴジャムを鍋に入れ、そこにバラの花びらを浮かべて煮込むと、バラの香りの漂うおいしいジャムが仕上がります。手軽に出来るところが嬉しいですね。

注意したいところは、ジャムに使うバラは、農薬を使っていないものすることです。
自分のお庭で、無農薬で育てたバラなら安心してバラジャムに使うことが出来るでしょう。