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ホームヘルパーになるには(1)


女性に人気のある職業として、福祉関係の仕事がありますが、その中でも介護福祉といえば真っ先に「ホームヘルパー」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

国家資格を必要とする介護福祉士に対し、ホームヘルパーには国家資格は必要ありません。行政機関から指定を受けた学校法人や民間企業などが養成研修を実施していますが、この研修を受講し、これらの過程を修了した人がホームヘルパーになることができます。
養成研修の内容によって、1〜3級のランクに分けられていますが、2級と3級は、全くの未経験者でも受講することが出来ます。なので、いつでも誰でも、やる気さえあればホームヘルパーを目指すことができるのです。

3級はホームヘルパーとしての入門コースになります。
講義や実技、実習の合計で50時間程度勉強すれば、ホームヘルパー3級を取得することが可能です。
しかし、3級の取得にとどまっているだけでは、仕事の領域はあまり広がりません。ホームヘルパーとして活躍することを目標に考えているならば、2級以上にチャレンジしてみましょう。

養成研修を実施しているところは、行政機関と民間機関との2つに区分されています。
行政機関の方は、各自治体や、福祉公社などの団体が実施しています。
教科書代を除けば、受講にともなう費用は基本的に無料である場合がほとんどです。ですが、受講の条件の中には、研修終了後に行政機関に登録して働くことなどがあります。

民間機関の方は、入学金や受講料等の費用が必要になります。
こちらは受講ための条件は特に規定されてはいません。また通学でなくても通信制コースなどもあるので、ホームヘルパーを目指すには、自分の計画に合わせて、自分のペースで勉強することができるでしょう。

研修内容としては、どちらもほとんど同じものになります。
修了証書は発行した機関に違いがあっても、ホームヘルパーとしての仕事内容には、何の違いもありません。
金銭面や、就業する時のことをよく考慮にいれて、自分にふさわしい機関を選ぶようにしましょう。
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