子供部屋のリフォーム

子供の成長は早いものです。子供部屋も小さなうちは同じ部屋に二人一緒でよかったけど、大きくなったら、なかなかそうはいかない場合も出てきます。子供部屋一部屋を２つに分けるリフォームの必要が出てきました。この場合を考えてみましょう。

まず廊下側に出入り口を２つ確保します。部屋の真ん中には仕切りのための家具を置きます。部屋は左右に分かれて、ベッドが上段下段になり、相手のベッドは見えないよう壁があります。
ベッドの下には、家具の奥行き半分ずつの引き出しをつけてみます。
いわゆる間仕切り家具というものがあり、ベッドだけでなくクローゼットもあります。

一戸建ての場合でしたら、天井裏も有効に使えます。ここにロフトをつくることも出来ますので、ロフトにベッドも置けるようになるでしょう。ロフトの一部屋を壁で２つに分ける場合だと、壁に本棚を設置できたりして、予定外に部屋が広く使えます。子供部屋であれば、６畳の部屋でも十分使えることでしょう。

しかし天井裏をロフトにした場合は、夏場がとても暑くなります。そのため、空調と断熱には、ひとつ配慮しなければいけないでしょうね。

一般に、同性の兄弟姉妹の場合は、完全に壁を作って部屋を分けなくてもいい場合もよくあります。壁によって仕切りを作らなくとも、ベッドと勉強机、本棚などが一体になっている家具を使って部屋を仕切るような方法もよく使われています。機能性家具とよばれている家具ですね。スペースが狭すぎて機能性家具がふさわしくない場合、カーテンで仕切れば二部屋になりますね。兄弟姉妹の好み、年齢などによって、ここは臨機応変に考えてよいかと思います。

各家庭の事情は様々です。完全個室にリフォームした方が相応しいのか、兄弟姉妹で仲良く使うようにリフォームした方がいい環境になるのか、各家庭でいろいろですね。また一戸建て・マンションなど、住居の状態によっても変わりますし、さらに子供が成長し巣立った後のことまで考え合わせると、パターンが様々に分かれるかと思います。

現在にも将来にも適合した素敵な部屋にリフォームできるといいですね。