ジュエリーのリフォーム

大切な人からもらった、思い出のある宝石。そこには色んな思いがこめられています。
そんな宝石ですが、ちょっとリフォームしてまた新たな思いを込め、さらに素敵なものにしてみませんか。

ジュエリー制作にはどのような方法があるのでしょう。

ジュエリーの制作方法には２通りあって、「セミオーダー制作」と「フルオーダー制作」とがあります。
セミオーダー 制作は、元の宝石の石だけを移し替えて、枠はお店のオリジナルなデザインでつくる方法です。
フルオーダー制作は、元の宝石の石も枠もすべて使い、オリジナルなジュエリーにつくり変える方法です。

「セミオーダー 制作」のいいところは、デザインが豊富で、数万点以上のデザインから選べる点でしょう。デザインを選ぶだけですから、打ち合わせなども大変簡単な形ですみます。制作期間も短くて済むようです。約1ヶ月ほどで出来上がりとなります。お手ごろな値段でジュエリーをつくれるところも嬉しいメリットですね。金やプラチナの買取サービスがあり、これを利用すればキャシュバックを受け取ることも出来ます。
でもこれには、注意しなくてはいけない点もあります。
手持ちの金やプラチナの金属を利用することが出来ず、これらを溶かして制作に当てることはできない点です。

基本的に、たくさんの石から、ひとつのジュエリーをつくることはできないのですね。0.1ｃｔ以下の小さい石では、ジュエリーをつくることは出来ません。この点、注意が必要です。

一方「フルオーダー制作」のいい点はどんなことでしょうか。

デザインがジュエリーデザイナーの手によるデザインとなるところです。専門の宝石職人が、あなただけのジュエリーを文字通りの手作りで制作していきます。手持ちの金やプラチナの金属を溶かし、それを制作に当てることができます。制作期間は、およそ2ヶ月程度になります。自分の思い描いたイメージを、ジュエリーという目に見える形に変えていくことはとても感動的な体験になります。

価格はセミオーダー製作の２倍以上になるでしょう。

フルオーダーについての打ち合わせはしっかりとしておくことが大切です。宝石リフォーム、オーダーメイドというものは、完成品を購入する訳ではありません。その分だけ、しっかりと宝石職人さんに、自分のアイデアやイメージを伝え、そして理解してもらわなければいけません。

とかく頭で描いているイメージというものは、相手にはなかなか伝えにくいものです。相手もなかなかつかみどころに苦労するものです。そのような場合は、雑誌の切抜き、写真や、手書きのイメージなど、ビジュアルな材料を総動員しておきましょう。それだけでもプロの宝石職人さんに、イメージを明確に伝えるのにかなり役立つことでしょう。

素敵なジュエリーにリフォームできるといいですね。