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接待係・台所係が用意するもの

新しい葬儀と法要進め方とマナー新版

葬儀の世話役の中には、女性ならではのお世話係という役割があります。台所を預かる台所係など、手が欲しいケースがよくあります。

自宅で葬儀が行われる場合は、食事を作らなければならない地域もあるようです。葬儀会社で行う場合には、台所係は、お茶を出したり、お弁当を用意したりの世話をします。
その内容から、一般的には、町内会(特に隣近所)の女性が依頼されることが多いようです。

葬儀のしきたりには、昔からの習慣やマナーが根強く残っていることが多いものです。
例えば、自宅葬儀でいただくお味噌汁も特徴的な例です。葬儀後の「お味噌汁の味噌」とか「中に入れる具」など、地域によっては全然違うことがあります。こちらは良かれと思って用意した材料であっても、年配者の方に却下されたという話もよく聞くところです。
初めて葬儀のお手伝いをする時には、年配の方、先輩方の意見はよく聞いたほうが良いようです。

また、お茶や食事など召し上がっていただくものをお出しするのですから、清潔感がある身なりでお手伝いをするのが基本マナーです。

葬儀の準備に駆けつける際に、白いエプロンや割烹着は、一着用意しておくと良いでしょう。準備で忙しく振舞う場合も、エプロンや割烹着姿であれば、面識のない遺族の方にも自分の葬儀での役割を分かっていただけます。

接待係は、弔問客にお茶や茶菓子で接待する係をいいます。
場合によっては、通夜ぶるまいという形で、お食事を勧められるようなこともあります。

弔問客の側は、勧められたらお断りをしないで、少しでもいいのでいただくのがマナーです。かといって、その場で長居をしていいというわけではありません。折を見て、速やかに退出するようにします。その際は、喪家に一言お悔やみを申し上げた上で退出するようにしましょう。

接待係は、弔問客にお茶出しをしたら、それで終わりではありません。接待係の、ご遺族に対するマナーとしては、片付けも責任を持って行なうようにします。
新しい葬儀と法要進め方とマナー新版

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