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親族としてのマナーについて

新しい葬儀と法要進め方とマナー新版

故人が親族である場合は、一般の弔問客とは立場が違うわけですね。
そんな時の、マナーを見てみましょう。

親族が亡くなった時には、ほとんどの場合、危篤状態の時に連絡がくることでしょう。
遠方であれば、念のために、喪服を準備した上ですぐに駆けつけるようにします。
この時は、もちろん平服で行きますが、派手な服装は避けておきます。

残念ながら、お亡くなりになった時には、喪主は葬儀について決めなくてはいけないことがたくさんあります。葬儀会場や棺・祭壇の種類など、こちらでも分かることがあれば、親身になって相談に乗って差し上げましょう。
たとえば、病院に死亡診断書を取りに行ったり、自治体の役場で死亡届けや火葬許可書をとるような用件も出てきます。
自分に出来るようなことがあれば、手伝いを申し出ましょう。
このような時には、喪主の支えになってあげてくださいね。

葬儀には、供花や供物を供えなければいけません。
親族であれば、これらの用意を整えて差し上げるのは当然のマナーです。
喪主と相談して、葬儀社に依頼しましょう。
葬儀社は、葬儀についてのプロですから、適切なアドバイスをしてくれます。
供物ばかりになってしまうと、最後のお別れの時に棺の中に入れるお花が少なくなります。
身内で相談の上、バランスが悪くならないように依頼をします。

遺族との関係が遠い親族であっても、弔問客に対しては、喪家側として対応するように心がけることがマナーとして大切なことです。
弔問客からしてみれば、あなたと遺族がどれくらいの関係なのかは分かりません。
親族席に座る以上、弔問客に対しては、あくまで喪家の立場で「本日は御丁寧に恐れ入ります」と挨拶するようにしましょう。
新しい葬儀と法要進め方とマナー新版

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