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自宅葬儀について

新しい葬儀と法要進め方とマナー新版

現在は、葬儀会社のホールなどで葬儀をあげる家庭が多くなっています。
しかし、地域によっては、その習慣により、ご自宅で葬儀をあげる家もまだまだあります。

ご自宅葬儀の場合、隣近所の家も葬儀のお手伝いなどを依頼されることがあるでしょう。
我が家でも、お寺の住職の控え室に使用させていただきたい旨依頼されたことがありました。
こんな時にお断りをすることはマナーとして失礼にもあたりますし、「困った時にはお互い様、相みたがい」という言葉に示されるように、近所づきあいの大切さを実感した時でもありました。

また、ご自宅葬儀の場合は、たくさんの食器類の準備が必要になります。
ご自宅葬儀を考えているのならば、客用の食器類は多めに保管しておくようにしておいた方が良いでしょう。
また、自分の家では行なわなくても、近所から食器借用の依頼が来ることがあるかもしれません。
普段から、家使いと客用とは区別して保管しておけば慌てずに済みますね。

自宅葬儀に参列する場合は、焼香が済むと庭や道路などで葬儀が済むのを待つことになります。
葬儀会社がストーブなどを前もって用意はしてくれますが、それでも寒い時期は冷えるので、コートなどは必需品となります。
コート自体は、焼香や出棺の時以外は、着ていてもマナーには反しません。

住宅事情や地域のつながりを考え合わせると、自宅葬儀の機会はますます減少していくことになるのでしょう。
しかし、昔からのしきたりやご近所つきあいの大切さを感じさせる自宅葬儀は、若い世代には勉強になって良いかもしれません。
葬儀に参列することすら、面倒だと考える方もいらっしゃるのは残念なことですが、一面の事実でもあります。
特に若い方は、葬儀の機会を捉えて、年配者の指示を仰ぎながら、葬儀に関するマナーを覚えてはいかがでしょうか。
新しい葬儀と法要進め方とマナー新版

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