筋肉トレーニングで筋肉質に？

筋肉を鍛えれば基礎代謝が向上し、ダイエットにつながると言われています。
だけど筋肉を鍛えてムキムキになってしまったら困るし・・・などと心配してしまう女性も多いのではないでしょうか。

確かに腕や足がムキムキの筋肉質になると、やっぱり女性は気になってしまいますよね。ですが、ご安心ください。普通の筋肉トレーニングでは、そう簡単には筋肉質になることはありません。

すこし運動をきつめにした後に、腕や足がパンパンに張って、何だか太くなったような経験は誰しもあるのではないでしょうか。
これは、筋肉が太くなったわけではなく、筋肉に血液や水分が集まって起こる現象です。これは、激しい運動によって疲労した筋肉を回復させるために、血液や水分がそのような働きをしているからなのです。そしてそれも一時的なものなので、長く続いても数日で元に戻ります。だから心配はいりませんよ。

それでも筋肉が太くなるのが気になってしまう・・という人は、有酸素運動を中心にトレーニングを考えてみることにしましょう。
マラソン選手をみると、もちろん普通の人よりは筋肉がついていますが、みんなスラリとスリムであり、ムキムキの選手は少ないようですね。同じ陸上でも、リフティング選手や、ハンマー投げの選手は、筋肉たくましい体格をしています。

短い時間に大きな負荷のかかるトレーニングをすると筋肉は太くなりやすいのですが、ジョギングのように長い時間をかけて、小さな負荷を与える有酸素運動では筋肉は太くなりにくいということです。

運動する時は有酸素運動を中心に行ない、その合間に筋力トレーニングを取り入れるようにしましょう。筋力トレーニングは、急激に頑張りすぎず、軽めのものを継続的に行うようにしましょうね。